当院においては、10歳未満のお子様には筋機能矯正治療をおすすめしております。 しかしながら、筋機能を利用する矯正治療は、お子様の成長する力を正しく誘導して治療を行いますので成長期を過ぎてしまっている場合は適応になりません。10歳くらいで上顎の骨の成長期のピークを過ぎてしまうと言われているので10歳以上のお子様は違うアプローチを検討する必要があります。
Dr.Yangの10歳以上のお子様へのアプローチ 混合歯列期(大人の歯と子供の歯が混在する時期)の10代の若者と子供の治療は、変化を予測する事が難しいため様々な課題を抱えています。それは大人と違い成長していくという変数が存在するからです。 最良の結果を得る為には治療の最後まで最初に計画したシュミレーションのまま進んでいいくのではなく、治療中に情報を得た上で即座に対応する事が重要です。 その際に活用するのがI Teroという装置です。この装置は光学印象というテクノロジーを駆使して3次元の模型を作成するものです。矯正治療において重要な事の一つに事前に計画した通りに治療が進んでいるのかを正しく把握することです。これは肉眼での確認では非常に困難です。 3次元データーの有効性 目分量ではなく、実際のデータとして残っているデータとの比較を詳細に行う事で、治療が計画通り進んでいるのかを把握できます。計画通り進んでいれば問題ありませんし、計画と違う進行状況になっているのであれば迅速に対応をする必要があります。 今回は、清水歯科藤沢院も導入しているI-Teroという機器の活用に関してDr.Yangのセミナーを受講して更にアップデートして参ります。セミナー受講の時間に関しては、診療予約が入らず、御不便をお掛け致しますが御理解頂けますと幸いです。
清水歯科藤沢院 清水勇気 |
2020.09.17